「自民党内では『安倍バブル』の若手議員が100人以上いて、
これが議員として使えない、自覚のない困ったチャンが多くて頭を抱えている」
という話を聞いたことがあった。
民主党の失政からの反動で、自民党が大勝した2012年に初当選し、
そのまま『安倍バブル』に乗った、現在「当選2回以下」の代議士のことだ。
今売りの週刊ポストにもこのことが「2012年議員問題」として掲載されていた。
現在、自民党には2012年当選組が116名もいるらしい。
問題を起こした2012年組、有名どころのラインナップは――
・育休ゲス不倫&LINE一日400回《私のど真ん中はソナタ》の宮崎謙介(35)
・未公開株トラブル&議員宿舎で未成年男性買春の武藤貴也(36)
・不倫路チュー&入院先の病室で喫煙の中川郁子(57)
・「マスコミを懲らしめるには広告収入をなくすのが一番」の大西英男(69)
・その大西に同調して一緒に怒られた井上貴博(53)
・共産党の志位委員長に「さすがテロ政党!」とヤジを飛ばした山田賢司(49)
・百田尚樹の「沖縄の2紙は潰したほうがいい」発言を擁護した白須賀貴樹(40)
「若手」と言うから30代の未熟な青年というイメージがあったのだけど、
ひとりずつ検索して調べてみると、年齢はまったく関係なかったのでうんざりした。
もう4年もたってるけど「新人議員」という言い方のほうが正しいのかも。
そして、2012年組の自民党困ったちゃん達のパターンはこんな具合らしい。
・政権バブルで当選しているので苦労を知らない。
・政策を勉強しようと必死にかじりつく意欲がない。
・長期安定政権で人数も多いので質問する機会がなく、暇に感じている。
・毎朝8時からの部会には秘書を代理出席させ、自分は重役出勤。
・週末は議員特権を使って交通費無料で地元に帰るが、地方イベントには顔を出さない。
・議員宿舎の一室に同期で集まり、水商売風の女性数人をまじえて飲み会開催。
・特に独身組は合コンばかり。
・フェイスブックやブログに一生懸命写真をアップ。
育休ゲス不倫の宮崎に騙されて婚約し、捨てられたという女性が、
先週、週刊文春に初当選前後の様子を暴露していたのも読んだけど、
のんびり付き合っていたら(…と言っても妻の金子議員と二股されてるんだけど)、
ある日突然、立候補の要請があって、そのままポーンと当選したと思ったら、
突如、室内のクローゼットにドルチェ&ガッバーナやエルメスなどの高級スーツが
何着も並びはじめた、と。
暴露から垣間見られる宮崎のふるまいは、自分を芸能人と勘違いしているかの
ように思えた。
それでいて、議員特権のJR無料パスを使って週末は京都に帰り、
妻の出産間近の様子などをブログにアップしながら、
それをカモフラージュにして女と密会してたんだから、どうしようもない。
自分を芸能人だと思っている議員はいますぐ辞めてほしいし、
フェイスブックやらブログやらに自分の写真を載せて「いいね!」されて喜んでる暇
があったら、ゴー宣道場の参加者たちのように、政策資料や歴史の史料を読んで
勉強したり、自分の恥と向き合いながら、まじめに考えるということに時間を使って
ちゃんと仕事をしてほしい!
年齢的に全然若くない若手議員も、いい年こいて政権バブルなんかに胡坐かいて
偉そうに胸張ってろくでもないこと言ってんじゃねーよ!